お昼より消防検査があったので、再び現場に向かいます。

検査は無事終了、什器の角度などを現場の方と話し合って、工事もあとはサインと調整のみといったところでした。

パンが実際に入ってくるとおそらくとても賑やかな印象になるんじゃないかと思うのですが、それはオープンまでのお楽しみです。

什器が届くということで、取付確認で現場へ向かいます。

金物屋さんにお願いしていたのですが、CGそっくりそのままに作っていただいていて、正面の黒によく映えそうな質感でした。

工事も大詰めでガラスやミラーが最後の取り付けに入っていたり、仮囲いが取れたりと全貌が徐々に見えてきています。

物が入ってくると一気に仕上がってくるので、毎回毎回その早さにそわそわしつつも、完成が楽しみです。

現場に向かうと路面側のクープ(パンが膨らむための切込み)も立ち上がっていました。

もう数週間で引き渡し予定なので、最後は現場で監督さんと相談しながら調整してゆきます。

気づけば2時間も打合せしていました。

次はパン什器の設置立ち合いなので、そろそろ完成形が見えてくる頃です。

サインの調整などなんだかんだでまだ作業もあるので、気が抜けません。

ふっくらしたおおきなフランスパン、早く体験したいものです。

仮囲いがしてあったので暗いと思いきや、施設の軒が透明だったのでそこから光が指してとても明るくなっていました。

フランスパンのクープ（膨らんだ切れ目部分）を表現するためアールが多いのですが、職人さん達が丁寧に合わせてくれているのが壁の書き込みからわかります。

時間がない中丁寧に作業してくれている様子には頭が上がりません。

設計作業自体は少なくなってきましたが、最後まで見届けていきたいと思います。

昨年食パン屋さんを設計させていただいたのですが、今回はフランスパン専門店の設計をやらせていただく事になりました。

毎度思う事ですが、店舗設計はとにかくスピードが速いです。年明けから急ピッチで設計が進み、現場も転がるように進んでいきました。

以前墨出しの際に現場に伺いましたが、明日向かう際にはコンセプトとなる壁が立ち上がっているようです。

店頭で使用するパン什器の検討は模型で行い、CGで製作検討しています。

これもあと一週間ほどで完成とのことで、とても楽しみです。