2021 OHArchitecture

麓町の住宅

Project

間室とずれ

家を等価な室の集合とし、そこに生活という日常が介在することで室の性格と機能が発生するという脱機能的な発想は、今まで多く思考されてきている命題である。

ただそうすると室同士の関係のみに焦点があたってしまいがちで、全体の在り方や開き方が部分的になってしまい、均質化を招いてしまうと考えている。

この家では、間室と呼ばれる脱機能的な空間を中心に設えることで、各室や庭との隣接関係にずれを与え、多様な空間性を獲得しようと試みた。

構成としてはボックスインボックスで室をまとめて、その余白を主室とする。そこから室同士を断面的につなげるように、間室を主室に挿入する。そうすることで、主室は分断され、間室によって室と主室が並列になる。これはボックスインボックスと隣接関係の室配列の両義性を求めた結果である。

間室と庭は、あえて少しずらし、間室に垂直性を強化する意匠を設えた。それはプランを無視して垂直の壁として立ち上がるが、その時生まれるずれが、他室の用途と固定度に揺さぶりをかけていくことを意図した。

我々は、室同士にセミラティスな関係を与えることが必要と感じていた。間室によりずれが生じることで、場所が重なり、横断し、広がる。それにより、閉じながらもつながるような、かいほう的な状態をつくれると考えた。

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2021.03.08

オープンハウス&ギャラリー

先週末、オープンハウス&ギャラリーを行いました。50人くらいの人に来ていただき、写真や物販も売れたので、とりあえずイベントとしては成功だったと思います。

自分自身も来た人に説明したり、質問に答えたりして、この建物の在り方が深まったような気がします。

今後も、このようなイベントをやっていきたいと思います。

 

2021.03.04

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