2021 OHArchitecture

麓町の住宅

Project

ずれと素型

京都の中心部の準防火地域に建つ町家。必要な諸室を敷地に当てはめると3階建になり、木造3階建では開放的な空間がつくりにくい。そこで躯体がそのまま仕上げになる鉄骨造素地仕上げを選択し、鉄骨造でありながら木造的な繊細さとコストを実現することを可能した。

景観法と高さ制限で半自動的に決められるボリュームに対して、外的基因によるずれを積極的に利用することで、庭や外室を作り出し、さまざまな光と風を享受できる開放的な都市型町家の素型を作ることを目指した。1階は店の間と水回り、2階は主室、3階は室というシンプルな構成ではあるが、路室とよぶ脱機能的な空間を他の室を分断するように中央に挿入することでずれを生み出しつつ、構成要素をばらばらにしたり、中庭とずらしたりすることで全体を緩やかに分けた。また、鉄骨・デッキ・PB・合板など素材を繊細なディテールでそのまま仕上げることで、あるべき素型を大事にしたシンプルな佇まいとしている。

素型とは、人々の行為によって、そうあるべきかたちが、積み上げられきた姿であると考える。京町屋が積み上げられた姿であるように、この家もそうあるべきかたちを少しずらしながら積み上げて出来ていると言えるだろう。

More Photos
2022.05.24

一年後の緑

竣工後1年が建ち、庭のメンテナンスの立会。作庭して頂いたグリーンスペースさんは作庭後もきちんとメンテナンスをして頂けるので、とても心強いです。(もちろんメンテ契約は必要です)

前庭の緑がとてもよく育っており、1年前の竣工時の写真と比べるととても同じ庭には思えないです。将来の緑の姿や季節の植物のふるまいを想像して計画するのは、建築の計画とは異なり、自分ではとても出来ないなと感心しきりでした。予算が無くて庭を後回しにしている方はぜひグリーンスペースさんに相談してみてください。

2021.03.08

オープンハウス&ギャラリー

2021.03.04

石の記憶を紡ぎます

2021.02.24

オープンハウスを開催します

2021.02.02

ピンクの坊主?

2020.12.08

ピンクの世界

2020.11.17

パズルのような床組

2020.11.02

鉄骨造らしいディテール

2020.10.20

床デッキと水平ブレースが逆では?

2020.10.09

空飛ぶ鉄骨!

2020.08.05

隣のコンクリートが!