先日オープンされました、400℃ PIZZA TOKYOさんの竣工写真撮影に入らせていただきました。
既にオープンされ、毎日長蛇の列ができるほど忙しくされているお店なので、閉店から開店までの間で、外光と店内の雰囲気がよさそうなタイミングを見計らって朝4時から撮影はスタートしました。
徐々に夜が明け、朝になり、辺りに人通りがでてくると、このお店も数時間後には人だかりができるんだろうなと思いながら、撮影に立ち会っていました。
写真家さんから写真が出来上がったらworksにアップしたいと思います。

カウンターの仕上げには和紙を貼っていただきます。
その仕上げ前のカウンターの最終確認をしました。
様々な形をしたカウンターは、隣どおしひっつきながらもその形は独立しており、それでいて、全体の客席のゾーニングを無理なく象っています。
面白い素材感をもったタイルで床と腰壁を仕上げています。
光が当たることで、それ自体の持った色とは違った色に輝く、そんな表情のタイルです。このタイルに出会った時に、「おもしろい！」となった感覚をまだ鮮明に覚えています。
養生がとれるのを楽しみにまちます。

いよいよ着工です。
実施設計図をもって、現場確認をおこないました。
具体的には、
現場寸法が図面と間違いないか
造作物の位置や寸法は問題ないか
その他納まりの懸念事項はないか
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いろいろたくさんあるわけですが、現場に行くと必ず何か発見や問題点があります。
図面通りの施工は基本ではありますが、その瞬間その瞬間に感じた事を大切に、そして素直にいることを心掛けて現場に行くように心がけています。
それが現場監理の醍醐味だと感じます。

今日はプレゼンでした。
案を気に入っていただき、来年オープンに向けて設計をすすめてゆきます。
まわりのまちが魅力的で、この敷地のアプローチもまた良く、とにかくお客さんがまちを通り抜け、建物へとはいってくる、その体験自体が豊かなんだろうなと想像しました。
この魅力とお店の内装を切っても切り離せないと感じ、神楽坂というまちの体験をお店の中に引き込むようなデザインを考えました。
模型はお店の中と外が表現できます。
今回は、そんなまちとのかかわりを大切にしたく、模型でプレゼンさせていただきました。

飲食店内装のプロジェクトです。
お施主さんでテナントの候補が2つあり、一緒に内覧してきました。
このようにテナントを決定する前に、相談いただけることはありがたいことです。
「駅から近い」や「面積がどれだけ」等ではない空間の魅力・価値を見つけ出すのが、私たちの仕事です。
今回も2物件みましたが、その差は歴然でした。
実際に見てお施主さんと一緒に物事を決められるというのは、すでに良いものができる予感しかしません。
あたしいプロジェクトのスタートです。