昨年の 7 月に竣工致しました箕面森町の工場の内覧会を開催させて頂くことになりました。
ご参加ご希望の方は　info@oharchi.com　の方までご連絡下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。

・日時
2022.02.28(tue.) 14:00~17:00
予約制　ご希望の方は info@oharchi.com　まで
・場所
〒563-0255 大阪府箕面市森町西３丁目２－４５
・交通
電車バス 能勢電鉄妙見線 光風台駅よりバス

車 新名神 箕面とどろみ IC より 3 分
( お車でお越しの際は駐車場の手配がありますので
事前にお知らせください。)

当日連絡先 080-3900-5754( 堀井

箕面森町で進めていた工場の竣工写真撮影でした。

規模が規模だけに朝から夕景の撮影までほぼ休みなしで歩きまわりました。

お話をお伺いしてから約5年、周りの工場からひと際異彩を放つ建築は美しく感無量でした。

テラス外周は手摺が回っているのですが、職人さんが１人地道に塗装してくださっていました。

フラットバーなので塗装手間が多く、緻密な作業を地道に続けなくてはなりません。

当初はこのままの色でもいいかもねと話していましたが(錆止めのグレー)、外から見ると塗られた白い部分の方がテラスを縁取ってくれているようで良い作用をしていました。

終わるまで雨が降りませんようにと遠くから願うばかりです。

足場がすべて解体され外観がはっきり見えたので、本日の写真は外観特集。

曇りでしたが2階は光を抱えて明るい空間になったように思います。

最近はとてもどんよりした天気にあたる日が多かったのですが、この日は珍しく晴天でした。

吹き抜けにはパキッとした自然光が差し込み、現場を明るく照らしています。

回廊もすべてガラス張りにしているのですが、奥は亜鉛鋼板貼りにしているため、太陽光を受けてより空間があかるくなるのが楽しみです。

少しずつ足場の解体が始まり、今日は足場が全て外される前に一通り確認を済ませようと現場に向かいました。

(ここまで大きい物件をさせていただく機会は貴重なので、所員全員で見学も兼ねて)

外壁が少し見えていたのですが、いままで足場のシートに覆われた形を見ていたので急にいろいろできあがったような感覚です。

いままで空洞だった立体倉庫もついに組み立てが始まり、すでに半分ほど立ち上がっていました。

次に来る頃には恐らくかなり足場がとれて、形が見えてくるのかなと思いますが、同時に１年半の期間を考えると不思議な気持ちです。

軽鉄工事が進むにつれ徐々に内部が見えてきましたが、まだまだ重量のある作業が山積みです。

特にガラスは扱いが慎重になる上、今回一枚一枚が大きく重量級。

ガラスは通常サクションリフターと呼ばれる円盤状の強力な吸盤(真空状態)で持ち上げるのですが、大きいものでは４人がかりでやっと持ち上げられるくらい重く、１枚運ぶだけでもかなり慎重な作業になります。

たまたま現場を回っている途中で作業に出くわしたのですが、ゆっくりと声を掛け合いながら運んでいただいていました。

中階にはライトクレーンがつくのですが、コーポレートカラーのオレンジが工場の良いアクセントになっています。

屋上階のメンテナンス用階段がついたことで階段はすべて取り付けが終わり、ゴールが見えてきたなと感じた日でした。

ガラス工事がもうすぐ始まるのですが、ボード等が運ばれているので雨風を防ぐためブルーシートが張られており、現場の明暗が一層際立っていました。

特に立体倉庫については内装工事がほとんど完了したため翌日から足場が解体され納品工事が始まるとのことで、この状態は見納めです。

1枚目は地下から撮影しているのですが、なにせ28m近い吹き抜けなのでもはや少し現実離れしたような雰囲気でした。

反対に3階や4階は景色としても抜けの多い工場部分になるため、ボードの明るさが足されてかなりクリーンな印象になっています。

ここで働かれる方がすっきりした気持ちで過ごせるよう、もうしばらく尽力していく予定です。

猛スピードで外壁工事が進み、カーテンウォールもそろそろ枠が組み終わる為、ガラス工事がもうすぐはじまります。

最近は外観がはっきりと形になってきており、最上階食堂部分の外壁を引き込んだ壁も塗装まで塗られて完成していました。

2枚目は無塗装、3枚目は塗装済みなのですが、無塗装ではモヤっとしているマット感が塗装すると少し反射するようになります（写真ではわかりづらいですが…）。

今回塗装にはシルバーを少量混ぜているため、ギラギラとまではいかないのですが、鉄でもないような不思議な反射の仕方をしていました。

4月から徐々に足場が解体されるので全面見られるようになるのがとても楽しみです。

今回はICTツールを提案いただいているメーカーさんにご協力いただき、現場で実際のモニターの大きさや設置位置を検討してきました。

普段住宅やホテル等設計させて頂く際はここまで大きいモニターを使うことはほぼないので、図面等には当ててきましたが改めてその大きさに驚いていました。これは他の事にも言えることですが、モニターがあればその重量に対応した壁の下地であったり、電源や通信設備の有無、それに関連する机や収納などざっと考えるだけで数多くの要素が関わっています。

その為サブコントラクターの方にも今回は同行いただき、設備担当者も交えながらお話させていただきました。

現場も急ピッチで進めていただく中、私たちもできる限りの速度で精いっぱい頑張っていこうと思います。

今回は普段現場には来られていない社員さんにも見ていただこうということで、お施主様がご計画くださり見学会がありました。

約半年後にはここで日々が始まることもあり、工事所長から説明を交えながら真剣に進んでいきます。

私たちもいつも思うことですが、紙の中に納まっている図面から実際の建物の中に身を落とすと、物件が大きければ大きいほどそのギャップが大きいことに気づきます。

スケールを当てられるメーター数や、その場で想定できる長さであればそこまで問題ないのですが、それが自分の感覚を超えていたり想定できないサイズになると、実際行ってみて驚くことは珍しい話でもありません。私たちはそれがないようできる限りの検討を重ねて進めていくわけですが、今回ご覧いただいて皆様の現実により近いものになっているといいなと思います。

雪もちらつく中、ついに上棟式が行われました。

地鎮祭は新築の際よく行うのですが、規模が大きいため私達も上棟式は初めての参加になります。

棟上げまで工事が終わったことに感謝し、残りの工事の安全や、建築後の安全を祈願する儀式ですが、昨今では工事関係者への感謝や労いという意味合いも強くなりました。

やらないという選択肢も増えましたが、こうして寒さに凍える中、とても暖かいお言葉を頂きありがたい限りです。

最後は幣串を無事最上階となる6階の柱に取り付け完了となりました。

ここから内装工事が主となっていくため、3月度の工程表は驚くほどみっちり埋まっています。

私達もこのスピード感に追いついていけるよう、さらに頑張らないといけません。

現場が足場に覆われていました。

最上階では雪も凍ったまま残る寒さの中、職人さんたちもダウンを着て作業しています。

雨風をしのげる空間に進化した一方、資材は搬入し辛くなりましたが、その代わり荷受け場がかこいから伸びていました。仮設なので横から見るともはや浮いているようにも見えます。

階段の躯体が徐々に組み立てられており、建物の周囲を切り欠くテラスが形になってきました。

年明け最初の定例でしたがまだまだやることも山積みなので、無事完工できるよう引き続き頑張っていこうと思います。

配筋検査のため、鉄骨建て方が始まってから初めて建物内に入ることになりました。

立体倉庫(機械管理の巨大倉庫)が入るため、一部が5層吹き抜けの巨大な空間になっています。

動きが外から見られるよう1枚目の写真で正面の中心から上はガラスになり、3Fテラスから覗く事ができるのですが、実際中で想像してみるととても楽しそうです。

高さ方向が異様に大きな物件はいつも思うのですが、身体感覚を超えて別の意識が生まれるような感じがあります。言葉で表すのは難しいのですが、いい意味で普段にない感覚を与えてくれる気がしました。

5,6階にもトップライト付きの吹き抜けがあるのですが、高さはここまでではないにしろ、いいスパイスになってくれるだろうなと思います。

ちなみに前回から工事が進んでスラブデッキがついていたため、そのまま上に上がらせてもらい、4Fのレベルから景色を見ることができました。山が紅葉で色付いており、とても気持ちのいい景色です。

開発地域のため山際にまた何か建ちそうですが、どのくらいの高さになるのかひやひやしながら見守っています(笑)

いよいよ建て方がすすみ、高さ方向のボリュームが見えました。

今回は外から見るだけでしたが、急に建物に体の寸法が合致したような気がします。

まだスラブがついていないので、職人さんたちは固定金具を付け替えながらするすると鉄骨上を移動していました。以前事務所でヤンマーさんのミュージアムに行ったのですが、クレーン操作がかなりむずかしく、こんな大きなクレーンを正確に操作している方にも上の職人さんにも脱帽です。

今回は鉄骨梁からCチャンネル鋼を溶接して片持ちさせることで外壁を固定しているのですが、それももうすでについていました。

鉄骨のスリーブなんかも構造図の要領に従って空いているのですが(さらに製作前にきちんとチェックいただいています)、こう見ると思ったよりも大きく見えますね。

何度も検討を重ねていれど、実際見てみることより大事なことはありません。

来週はいよいよ2回目の中間検査前、2回目の配筋検査です。

そろそろマテリアル決定が佳境に入ってきました。

届いたサンプルをスキャンしてパースにいれながらご説明していきます。ここだけでもものすごい量ですが、実はほんの一部です。

広い範囲に使用するものについてはメーカーさんにご協力いただき、大判を用意して検討していきました。もちろん左官材や塗装材についても同様です。

意外とそうしてみると違和感のないものや、反対に違和感の大きくなるものもあり、納得いくまで新たな代替品を探したりと大忙しです。このときばかりは電話も増えます。

またコロナで入荷のむずかしいものもあるため、ゼネコンさんともよく話し合いながら進めていきました。

ですがそのおかげか、今まで使ったことのないような新建材なども取り入れさせていただき、実際に完成が見られるのがとても楽しみです。

今はイプロスやテクチャーなど、設計同士の情報交換が楽になったので、新建材でもハードルが低く、小さな企業さんの情報も拾えるようになりました。私たちも柔軟に取り入れていければと思っています。

今回も構造事務所の方にお越しいただき、鉄骨の製品検査を行いました。

かなりの柱ができあがっており、この物件だけでもものすごい量が保管されています。

鉄骨製作所の方々からすると日常茶飯事なのでしょうが、毎回しっかりと資料の作成、事前の検査など資料をまとめていただいており、今回もスムーズに終えることができました。

そろそろ建て方がはじまる頃です。変更の利かない部分が増えたため、私たちも最終決定に向け最終検討を重ねたりと、まだまだがんばろうと思います。

地下のすがたがぼんやりと見え始め、立体倉庫を囲む鉄骨柱やエレベーターがくるであろう位置、クレーン走行架台を乗せるための鉄骨部材などがわかるようになっていました。

もちろん以前中間検査時に撮った地下の基礎部分は、既に床の下です。

鉄骨建て方の開始時期も近く、恐らく今月から年末にかけて一気に大体のボリュームが見えてくると思うと、楽しみなのと同時にとても緊張します。

実は夏ごろに来てくれたインターンの子たちが新しく模型図面を書いてくれ、それを使ってさらに先週来てくれたインターンの子が模型を進めてくれました。

納まりやマテリアル決定のためCGモデルも平行して作り直していますが、いろいろな人の助けを借りながら引き続き頑張ろうと思います。

鉄骨は、実際現場へ持ち込まれる前に製品として検査されています。

外部からの外傷の確認はもちろん、超音波探傷検査と呼ばれる超音波の跳ね返りを利用した内部強度、きずなどをみる検査も行います。

構造設計の方にお立合いいただき、工場の中も見学させていただきながら無事完了しました。

小さな部品ではないため柱を回転させる機械や溶接機器も巨大です。

加工の際に出た鉄くずは手のひら大の真っ黒なペレットになっていきました。

私たちの設計の傍ら、いろいろな人たちの手によって部品がどんどんできていくところを間近でみることができ、いっそう実感のわく日となりました。

規模の大きな物件では配管も複雑で電気と機械が協働しなければならないため、特に天井がスケルトンになる場合、お施主さまからは把握の難しい部分です。

工場内は天高が必要な部分も多い為、ゼネコンさんがBIMのモデルを見せながら会議してはどうですか、と提案してくださいました。

私たちもなるべく確認してはいるのですが機器サイズ等まで当たっていく必要があるため、こうして可視化されていると非常にわかりやすく、話が早くまとまります。

ソフトや技術の進歩に、私たちも追随していかなくてはならないなと感じた一日でした。

構造事務所の方に現場にお越しいただき、配筋検査をしました。

梅雨明けしたのかカラッとした夏日で、全員汗だくになりながらもきっちり確認していきます。

物件が大きい為工区分けしており、今回は一工区の確認でした。

一見これが建物のようにも見えますが、実は今見えている部分が基礎なので、この部分はいずれ見えなくなります。

週明けの昨日も天気に恵まれ、中間検査も無事に終わり。

二週間前との変わり様にびっくりしましたが、職人さんたちがどんどん配筋を進めてくれている証拠です。

地下の掘削が終了し、基礎の打設に向けて姿が見えてきました。

壁のところどころに現場のメモが見られます。

埋まっているちいさな籠は水だまりのためなのだそう。

決めごとや申請に追われる毎日ですが、こうして姿が見えてくるといよいよなのだなと実感がわいてきます。今週末は構造事務所の方に来ていただき配筋検査がありますし、週明けは中間検査。

相変わらずタイトなスケジュールではありますが、そろそろ変更反映した新しい模型も作り始める予定です。

杭打機がスロープの最下端まで進んでいました。

晴天の暑い中、地道に作業を進めていただいています。

また定例で来る頃には地下が見えてくる頃だと思うので、また一気に景色が変わりそうです。

塗装サンプルは今回浸透系塗料(シリケート系)のメーカーさんにご協力いただき、大判のものをみんなでチェックしました。少し塗りが濃かったので、もっと薄めに調色いただき、アスロック本来のムラを出していただけるよう検討しています。

先週は平たかった敷地に堀と小山が出現していました。

敷地が大きいので、ショベルカーが巣でもつくっているかのような光景です。

まだ杭打ちも行っている為、先週お見せした杭打機もこの横で動いています。

なかなかタイトなスケジュールで、図面の修正もありますが力いっぱい頑張ろうと思いました。

先週の床付け検査に続き、今週は試験杭の立ち合いでした。

建物の支持層を確認するための杭を打つ作業です。

杭が水平となるよう水平器で確認しながら、大きな杭打機で打設していきます。

正確に、安全に行うためみんなで確認しながら進められました。

行くたびに様子が変わっているので、次の定例までにどうなっているかとても楽しみです。

私たちも引き続き細部まで設計を進めていきます。

掘削がだいぶ進み、床付け検査を行いました。

事前にボーリングした資料と実際現場で出てきた土質に差がないかの確認です。

単純な検査ですが建物が建つ重要な足元の確認です。

問題なく次の工程へと進めそうです。

来るときにバンパーをぶつけてしまいちょっとショックな現場検査でした。

本日は箕面新町の工場の地鎮祭でした。
最後の社長からの一言で、このプロジェクトの経緯、思いを聞いて改めて身を引き締めました。

大きな現場が始まる。
今日は第一回目の現場定例。
質疑の応酬が来ると思いきやサラッと終了したけど、嵐の前の静けさか、、、
そんなことで一喜一憂してないで、少しでも良い建築になるように走り続ける。