大阪市福島区にあるパン屋を改装するプロジェクトです。

交通量の多い交差点である敷地周囲は目立つ色の看板に囲まれています。そこで黒いゲートにより縁取ることで、ある程度の
サイズでもしっかりと視認できるサインを演出します。交差点を曲がる前と後での意外性も作ることが可能です。
間口を大きくとるだけではなく、このビルだからこそできる高さを使い、巨大なゲートをつくりました。
パンとゲートのスケールが、販売する “お店” と手に取る “商品” をしっかりと結びつけてくれます。
夜は黒から切り取られたゲートの形がはっきりと浮かびあがり、より記憶にのこるファサードへと進化します。
大きなパンのスケールを伝え、人々を呼び込むゲートとなることを目指しました。